エビ料理が好きな方、こんな経験はありませんか?
「エビが縮んでしまう」「臭みが気になる」「プリっとした食感が出ない…」
実は、エビを美味しく食べるには「下処理」が超重要!
今回は誰でも簡単にできる、エビを美味しく仕上げる下処理のコツをご紹介します。
1. 塩水で解凍するのがポイント!
冷凍エビを解凍する際、ただ水に浸けるだけでは味も食感も損なわれてしまうことがあります。そこで「塩水解凍」を試してみましょう!
手順
- ボウルに水を張り、そこに塩をひとつまみ(1%程度)加えます。
- 冷凍エビを塩水に入れて、冷蔵庫でゆっくり解凍します。
効果
- 塩水がエビの臭みを軽減。
- エビのプリプリ感をキープ!
- 解凍時に旨みを逃さない。
塩水を使うだけで、仕上がりが格段に違ってきます。
2. 水分をしっかり拭き取る!
解凍後、キッチンペーパーでエビの表面の水分をしっかり取り除くことが大切です。
**「水分を取るだけでそんなに変わるの?」**と思う方もいるかもしれませんが、これが味を左右する大事な工程なんです!
なぜ水分を拭き取るのか?
-
臭みを除去できる。
- 調理中にエビが縮みにくくなる。
- 味が染み込みやすくなり、プリっとした食感を最大限に引き出せる。
特に揚げ物や炒め物の場合、この一手間で仕上がりが大きく変わりますよ!
3. 背わた処理ともみ洗い(塩と片栗粉)
背わたをきれいに取り除くのも美味しさの秘訣です。特にむきえびでも背わたが残っていることがあるので確認しましょう。背わたを取り除いたら、塩と片栗粉で「もみ洗い」をします。
手順
- エビに塩をひとつまみ、片栗粉を小さじ1程度まぶします。
- 優しくもみ込むように洗い、エビ表面のぬめりや汚れを除去します。
- 流水でしっかり洗い流します。
効果
- 臭みを完全に除去!
- 表面のぬめりを取ることで、調理後の口当たりが滑らかに。
4. 再び水気をしっかり切る
もみ洗いが終わったら、再びキッチンペーパーでエビの水分を徹底的に拭き取ります。
この工程が仕上がりの食感に大きく影響します!
ポイント
- 水分が残ると、調理時に油や調味料がエビに馴染みにくくなるため、丁寧に水気を取ることが重要です。
5. 下味をつける(塩とホワイトペッパー)
エビ本来の旨味を活かすため、塩とホワイトペッパーだけのシンプルな下味がおすすめ。さらに、粘り気が出るまでしっかりと揉み込むことで、エビの旨味が引き出されます。
手順
- ボウルにエビを入れ、塩少々とホワイトペッパーを振りかけます。
- 手で優しく揉み込むように混ぜ、粘り気が出てきたらOK。
効果
- 下味をシンプルにすることで、どんな料理にも合わせやすく。
- 粘り気を出すことで、エビの食感がしっかり引き締まります。
6. 酒を少々加えてプリプリ食感に!
最後に少量の酒を加えることで、エビが水分を吸い込み、よりジューシーでプリプリの仕上がりに!
手順
- 下味をつけたエビに、酒を小さじ1〜2程度加えます。
- 全体を軽く揉み込み、エビが酒を吸い込むのを待ちます。
効果
- エビの水分量が均一になり、食感がさらにアップ。
- 酒の香りが料理全体の風味を引き立てます。
これで準備完了!
以上の6つの工程を経て、エビの下処理は完璧です!
この方法で下処理をしたエビは、どんな料理に使っても美味しく仕上がります。
おすすめの使い方
- エビチリやエビマヨのような濃厚ソース系料理に。
- シンプルに塩炒めやバターソテーで素材の味を楽しむ。
- サラダやパスタで食感のアクセントとして。
ポイントまとめ
- 塩水解凍で臭みを取る。
- 水分をしっかり拭き取る。
- 背わた処理&塩と片栗粉でもみ洗い。
- 下味と酒でプリプリ食感を完成させる。
エビ料理がもっと美味しく、もっと楽しくなりますよ!ぜひ試してみてください♪